食物アレルギーと向き合う

不安と不満では人は不満を優先するというが

不安と不満では人は不満を優先する

人は不安と不満に直面すると不満の方を受容する、とは加藤諦三氏の言葉です。

よくわからないものより、不満はあるがある程度知っている方を優先する、よくあることだと思います。

そしてよくわからないもの、受け入れがたいものに対してどういう行動をとるのか。
批判する、指導(の名のもとに責める、説教する、脅す)、罰を与える、褒美でつる・・・
つまり、自分は正しく相手は間違っている、という考えに基づき、相手を変える必要があり、私の言う通りにしないのなら、相手のためにはならない。だから、どんなことでもやって正しいことをさせないといけないのだ、と相手をコントロールしようとします。

しかし、そのコントロールはうまくいくでしょうか?
人には自由欲求があるため、他人のコントロールに素直に従うとは限りません。
間違っているから、といって意にそぐわないリクエストを要求し続ける相手と、仲良くなりたいと思うのでしょうか?
相手のためにと思っての行動であっても、残念な関係になってしまうことが多々あります。

コントロールとは暴力である、とも言われています。
しかし有効な「コントロール」もあります。
人の動機は内側から、人は変えられない、私と相手の上質世界はそれぞれ違う、の前提で行動する、ということです。
どう行動するか。相手に対して自分は何ができるか、の前提で行動する、
簡単に言うと、尊重するということであり、敬意を以て接するということです。

傾聴する、支援する、励ます、尊敬する、信頼する、受容する、交渉する。内的コントロール(ポジティブアプローチ)と言われています。
北風と太陽の話のようですね。

そして私と相手双方がそれぞれに満たされた状態にあって成り立つのではと思うのです。
自分のやりたいことを持てれば、安心が生まれる
安心が生まれると人を受容できる

その背景が整ったうえで、その人の上質世界、価値観に寄り添えるのが成熟した人間なのではと思います。
押し付けや一方的な受容ではなく、言いたいことははっきり言うが強要はしない、多様性を認めるということが現代において必要な人間力(の一つ)だと思います。同じ結論に向かうのでも、アサーティブなコミュニケーションのもとでおこなうのと、そうでないのとでは、結果も違ってくると思います。

人は経験や知識が積み重なると、またその職責、立場に立つと、パターンで物を見るようになります。
それはビジネススキルとして必要な部分もあるのですが、定石パターンや社会セオリーという尺度だけでなく、内的コントロールをもっとビジネスに活用していくことも必要なのではと思います。

ちなみに、私は不安と不満なら不安を優先する、方です。まあもっとも、不安にすら感じないのが問題かもしれませんが(笑)

http://www.youtube.com/watch?v=ig36_agZ_8g

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